GIVI(ジビ)バイク用リアボックス43リットル E43NTL‐ADV使用レポート [SR400情報]
ネットでお買い物をしようとするとき、既購入者の口コミ、使用感、体験談は、決断するためのとても大事な情報源である。
とてもじゃないが、メーカー誘導の商品賛美紹介文や提供写真だけで「カートに入れる」をクリックする勇気なんて出やしない。
GIVI (ジビ) バイク用 リアボックス 43L 未塗装ブラック モノロックケース オプション付き(インナーボトムマット/バックレスト/ネットフック) E43NTL-ADV 95342
- 出版社/メーカー: GIVI(ジビ)
- 発売日: 2017/01/12
- メディア: Automotive
ので、このリアボックスを購入するかどうするか情報収集をさんざんしたのだが、思いのほか、このフック付のタイプのリポート少なかった。もう少し小さいサイズの方はけっこうあったんだけどね。
GIVI (ジビ) バイク用 リアボックス 32L 未塗装ブラック シルバーパネル モノロックケース オプション付き(インナーボトムマット/バックレスト/ネット/レール) B32N-ADV 99811
- 出版社/メーカー: GIVI(ジビ)
- メディア: Automotive
さすがに、43リットルは、大きすぎないかと購入に二の足を踏む方が多いのだろう。
そういう私自身が、その点で悩みに悩んだ1人である。
しかし、結論から言うと、このサイズにして「私は」本当に良かった。
ので、今回のツーリングで「ほんとーに」重宝した、SRに装着したこのリアボックスについて使用感レポートを、今回のツーリング日記の前に投稿しておきます。
同じSR乗りのライダーさん達の参考になれば、幸いであります。
今回の“リベンジ”ツーリング、4泊5日間・走行距離1,924㎞。前回の弘前城桜祭り鑑賞ツーリングよりプラス1泊、461㎞多く走ったわけだが、感覚的には前回よりも「ツーリングしやすかった」と感じた。
決して、「楽だった」わけではない。なにせ、暑かった~。高速道路を時速90㎞前後で走っているというのに、ドライヤーで熱風を吹き付けられているような感覚が延々続くという経験は、生まれて初めてである。
高速道路走っている方が、暑く感じちゃうって、どゆことどゆこと!?!?
SRは空冷、まじでオーバーヒートを心配しながらの走行が続いた。
そんな大変だった今回の旅であるが、“しやすかった”と感じられた要因は、全く、新しくSR君に装備されたニューウェポン、GIVI(ジビ)の43リットルのリアボックスのおかげさまだ。
まさしく、「大は小を兼ねる」を実感できたツーリングとなった。
最終的に、このサイズに決定したのは、SR400の生産期間年数の43年間と容量が同じ数字であったからという、よっぽど非論理的な理由だが、正直、そういう語呂合わせ的な偶然を最後の決め手にせざるを得ないほど、この「容量43リットル」というサイズはかなり大きく感じられてしまった。
南〇部品さんや二〇館さんに何度か出向き、他メーカーもふくめたおおよそ同じ容量クラスのリアボックスをさんざん持ち上げたりひっくり返したりしてサイズの実感を得ようとしたのだが、何度やってもやっぱりでかいかなぁ、下のサイズにしておいた方が無難かなぁ、という懸念が拭えなかったのだ。
大型か、もしくはビックスクーターなら、バランスとれるかもしれないが、中型の、しかもコンパクトなサイズのほうのSRにはちとオーバースペックではなかろうかいな…??
「赤い男爵」さんの店長さんにもしつこいぐらい確認したのだが、「まぁ、それは使用方法や目的によりますからね…」と全く歯切れの悪いご返答しか頂けず、確かに後からなんやかやと文句言われたくもないだろうから、断定した答えなど言えるはずもないのは良く分かるので、とにかく「大は小を兼ねる!!」だろ! とつぶやきながら【購入を決定】タブをクリックした。
…んで、こんな取り付け姿になりました。
四角いタイプだから、横から見るとまぁさほど大きい感じはしないけれど、後ろから見ると、SRの後輪タイヤの幅があんまり広くないので、ちょっと重心が高く感じてしまう気がするが、なんとか、「大きめのジャケットを羽織った足の長い女性モデルが、大きな帽子をかぶってる」程度の許容範囲で収まってくれている、と、自分は思う…よ?
見た目はそれぞれ判断していただくとして、大きさを気にするほどなのだから、当然、収容力はグッド!
私は頭が大きいのでSHOEIのヘルメットのサイズは「XXL」なのだが、付属の“インナーボトムマット(通常タイプはついてないらしい・別売りである)”を敷いた状態でもつっかからずフタがぴったり閉まる。
が、二つは並ばないと想う。次男がカブに乗るとき使っていたジェットヘルを試しに並べてみたが、綺麗に並ばず、フタはうまく閉まらなかった。マットを外せばなんとかギリギリ入るかもしれませんが…。ふつーのジェットヘルなら二つ並べて入ると思いましたが、まぁ、メットを二つ入れる可能性は私はおそらく無いので、そこまで試す気にはなれませんでした。が、オフロードタイプでもなければ、間違いなくひとつのメットは余裕で入ります(カメラとかつけてたらどうなるかわからんが)。
トイレットペーパーも12ロールなら余裕で入る。
おかげで、自家用車でなくても、雨でなければ最近はドラッグストアのお買い物もSRで行けるようになりました。ので、自家用車で買い物した後、バッテリー充填のためわざわざSRでまた外へ乗り出す、というような手間を省けております。
ホームセンターで売っている普通の形のバケツなら、10リットルのサイズも横倒しでぎりぎり入ります。
そのままフタを落とすと本体との間に少し隙間が空くのですが、ちょっとフタを押し気味にしながらロックすれば、キーはちゃんと閉められました。よほど長いものの買い物でなければ、ホームセンターもSRで行けてます♡
前回のツーリングの時は、防水バッグを荷物ロープでグルグル巻きにしていたので、すぐ出し入れできるのは、足にくくりつけたホルダーバッグだけでした。
TRANSPORTER SMART LEG BAG RTS04 (スマート レッグバッグ)
- 出版社/メーカー: RIDEZ
- メディア: Automotive
ので、コンビニで買い物したものを運ぶのもあたふたしておりましたが、このリアボックスがあれば、キーでロックを解除してフタを開けポンと袋をのっけてまたフタを閉めるだけで済むので、いやぁ、買い物の手間は格段に楽になりました。
GIVIのリアボックスで、よく、ロックができない、もしくは、ロックが開かない、というクレームをつけている方がいるが、それはおそらく、名刺の大きさぐらいのロックのプレートを押し下げるようにしてカチッと閉める時に(上のバケツ入りの写真の、下の方にあるところ)、ボックスの中で袋の端を噛んでいるとか、タオルや衣類のどこかをロックプレートにはさめたりするからだと思います。ロックの周りには、極力布やビニールっぽいものを置かないようにすべきだと思う。
私は、ロックができないとか、ロックが解除できない、といったトラブルは一度も発生しておりません。
私が今回購入した ーADV という型番の特別仕様は、インナーボトムマットの他、バックレスト、ネットフック(ネットも付属)が着いているのですが、通常タイプはバックレストとかマット、ネットフック(当然ネットも無し)は別売りで自分で付けなければならないようなので(バックレストやフックは、自分で穴を開けて取りつけないといけないらしい)、面倒くさがりの私はもう一も二も無く最初から全部オプション付きのこのタイプしか考えませんでした(単品で買うとすごく高くつくらしいし)。
ネットフックが出っ張っててかっこ悪い、という意見の既購入者の方もいらっしゃいましたが、ネット付けっぱなししておけば全然違和感は無いと私は思います。
んで、このネットに、ミラーやシートをさっと拭くための雑巾とか、カメラの三脚兼自撮り棒、飲みかけのペットボトルなんかを挟めて置き、撮影スポットや休憩所でさっと必要なものを取りだせるので、もう、このネット無しではツーリングには私は出れませんでしょう。
バックレストは… 自分でリアシートに座ってよっかかってみたけれど、う~ん、比較しようがないからなんとも言えない。まぁ、実際タンデムしてもそんなに体重かけて使うものでもないだろうし、思いっきり寄りかかって外れて転げ落ちた、なんて事になっても大変なので、これは「お飾り」に近いモノに感じますが、それでも、タンデム時、ちょっと疲れた時、軽く寄りかかって背中を伸ばすとか、同乗者の方には、無いよりは、あった方が全然マシでありましょう、かな?
ベースは、ワイズギアのリアキャリアになんなく取り付けられました。もちろん、他のメーカーさんのリアキャリアでも問題なく装着できるはずです。
サイドバッグをつける間もなく、“リベンジ”ツーリングに出発してしまいましたが、もしもサイドバッグも装着していたら、もう、「積載に関して」はSRには何の問題も無くなっていたんじゃないかな。
さて、次のツーリングまでに、しっかりサイドバッグ取り付けるぞぅ~(^^;
では次回から、今回の“リベンジ”ツーリングで出会った方々、また絶景の数々をご紹介させて頂きたいと思います~。
再見!
パニア化すればロングツーリングは楽になるのは分かっていても
私は未だにザック派(笑)。
by tai-yama (2021-07-31 19:04)
まぁ、それは、使用方法や目的によりますからね…
は、歯切れ悪いっすか?!?!
by 再見ライダー青三 (2021-08-02 18:09)